40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

やってみました発酵薬膳ファスティング  04 67歳の断食 02 縄目からの解放

今回、私自身の人体実験で分かったことを書きます。
まず、だれかが管理監督しないと超少食への移行は非常に困難な戦いを求められ、挫折するケースが多いことです。
食の誘惑に勝てる人は誰一人としていません。
人類の始祖、アダムとエバは悪魔の食べ物の誘惑に負けたのですから、当然です。
また人間は始末が悪いのですが、自分勝手に何かの聞きかじりで自己勝手流の健康法を組み立ててしまい、それを信じ込んでしまう性格があります。
つまり自分の中に健康の律法を作り上げてしまうのです。
そこから脱することは容易なことではありません。
最近、陥っている一番多いケースが、「糖質ダイエット」です。
藤樹の宿」に来られる方で、その罠にハマッテしまい、糖質を徹底しておられま す。
また、マクロビや酵素ジュース断食などの罠にはまっている方もあります。
これらは始めると結果が出ますので、ついつい引っかかってしまうのです。
 
まずはカウンセリングで問題点を指摘し、同意していただいて、「藤樹の宿」の方針をじっくりお伝えしています。
ほんとうにこうした縄目を解き放たないと一歩前に進めません。
今は、客観的にカウンセリングをしています私もかつては先にあげたような縄目にかなり縛られていた張本人です。
もちろん早くそれに気づいて修正してきたわけですが、なかなか信じてしまうと直ぐには変更できないものです。
ましてやシニア層ともなれば長い時間の経過で培ってきたものを変革することはなかなかできないことです。
私もこの23年間、断食指導する立場でし たから、健康に関する本はそうとう読んできましたし、自らも実践してきました。
その中でやはり不動のものがあったのです。
それは玄米菜食でした。
そしてファスティングです。
このたび3ケ月前に立ち上げた「古民家ファスティング 藤樹の宿」はこの二つを足して2で割って、高島市で教わった発酵をプラスして、「発酵薬膳ファスティング」を生み出したのです。
単なる少食ファスティングではなく、発酵薬膳を付加したわけです。
そしてあとは、実験あるのみとなり、6月17日から3ヶ月、ためしてみました。
その経過をこれから詳しく書いていきますが、それぞれの断食方法には長所もあれば、短所もあり、実験しながら、最も良い方法を創造していかなければなりません。
思い込みでこれだけは間違 いがないというものは、危険極まりないものとなります。
ファスティングはいのちのやりとりなので安易な方法は絶対に避けていただきたいのです。
指導者、管理者に適切にアドバイスしてもらい、コントロールしないと命にかかわることだということをよくご理解いただきますように。
藤樹の宿」では最も安全な方法を選択していますのでご安心ください。
藤樹の宿ファスティング効果を体感してみてください。