40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

市販の飲み物対処法 12 危ないゼリーようかん 

最近、カロリーゼロをうたうお菓子が増加しています。

「たらみのゼロカロリーゼリー ライチ&グレープフルーツ味」(注・01)

という製品があります。

問題があるのは人工甘味料として、

アスパルテームアセスルファムKスクラロースが使用されていることです。

そして増粘多糖類(注・02)です。

この増粘多糖類は食品のなめらかさ、とろみを与え、歯ごたえ、

舌触りを調整する食品添加物ですが、原料は植物、海藻、

柑橘類、リンゴなど使用されており、

安全性には問題がないといわれていますが、確証はありません。

 

 

「たらみのゼロカロリーゼリー ライチ&グレープフルーツ味」(注・01)

株式会社たらみは、長崎県長崎市に本社を置く製菓メーカーにして

ダイドーグループホールディングス株式会社の完全子会社(機能子会社)。

果実を使用したゼリー、ヨーグルトが主力製品として知られる。

主力商品

くだもの屋さんシリーズ

果実の時間シリーズ

どっさりシリーズ

おいしい蒟蒻ゼリーシリーズ - おいしい蒟蒻ゼリーPREMIUM+で

機能性表示食品を発売。

 

増粘多糖類(注・02)

食品に粘りやとろみをつけるための目的で使われる場合は

「増粘剤」と呼び、少量で高い粘性がある。

固体や液体である食品成分を均一に安定させ、形が崩れないようにする目的では

「安定剤」、液体をゼリー状に固めるために用いる目的では

「ゲル化剤」と呼ぶ。いずれも、食品の食感やのどごしをよくする役割がある。

1・ペクチン

リンゴの皮や柑橘類、オクラやキャベツなどの野菜、海藻類に多く含まれており、これらのものから水で抽出して得られるもの。主成分は、メチル化ポリガラクチュロン酸という多糖類。口あたりをよくするため、増粘剤としてジュースに使われ、安定剤としてアイスクリームのシャリ感をなくすなど。また、ゲル化剤の用途では、ジャムやゼリーを固めるために使用する。添加物としてのペクチンは、おもに果物の皮から抽出しているが、皮に残留している農薬が懸念されている。使用食品:ジャム、飲料、ゼリー、アイスクリームなど

 

2・キサンタンガム

土壌に生息するグラム陰性桿菌であるキサントモナスから作られる。成分は、グルコール、マンノース、グルクロン酸などからなる多糖類。増粘剤として食品に粘りを出し、安定剤として分離しないようにする。毒性は少ないとされ、摂取量を守れば安全性は高い。ただし、トウモロコシのでんぷんを使って微生物を工業的に培養している場合があり、そのトウモロコシが遺伝子組み換えの可能性があるため問題視されている。使用食品:ドレッシング、ケチャップ、たれ類、練りわさび、練りからし漬物、つくだ煮、冷凍食品、レトルト食品など。

 

3・カラギーナン

海藻からとれるぬるぬるした成分を水で抽出したもの。主成分は、ガラクトースとアンヒドロガラクトースなどからなる多糖類。粘りをつける増粘剤、液体分離を防ぐ安定剤、液体を固めるゲル化剤の三役を担う。タンパク質やミネラルが多い食品に添加するとゼリー状に固まる力が強まる、暖かい場所でも溶けない、冷凍しても効果があるなどの特徴がある。使用食品:ゼリー、ジャム、プリン、アイスクリーム、調整豆乳、ソース、ドレッシングなど。

 

安全性:増粘安定剤は、天然由来のものが多いが、天然だからといって必ずしも安全とは言い切れない。食品添加物には、必ずADI(1日摂取許容量)が決められているので、その範囲は守りたい。たとえばアラビアガムという増粘安定剤がコーラには使われている。大量にコーラを飲む人は、増粘安定剤や人工甘味料の摂りすぎになってしまうことを念頭に置いておきたい。食品や飲料に粘性を付与する食品添加物のうち、天然由来の多糖類を用いたもの。ペクチン、カラギーナンなどが知られる。増粘安定剤。