エシカルとは何か 05 エシカル消費 05 エシカル消費3つの柱
エシカル消費などについて考えていくサイトからの引用です。
エシカルは直訳すると「倫理的な」「道徳的な」という意味があります。
言い換えて、エシカルは「数多くの人が正しいと思うこと」や
「良識的・公平的に考えるとこうである」という考え方をすることと
理解すると良いでしょう。
エシカルの広がりは、環境問題や人権問題の解決に繋がると考えられています。
エシカル消費は大きく「環境消費」「社会消費」「地域消費」の3つに分かれます。
「環境」「社会」「地域」に配慮した消費を行うことで、
次のような問題が解決に向かうと言われています。
1・環境
水質汚染や資源の使いすぎなどによる環境破壊。
2・人や社会
社会的に立場の弱い人たちを低賃金で働かせることや、児童労働などの社会問題。
3・地域
地産地消では生産物を地域以外に送る際の二酸化炭素排出や地域経済の損失。
例えば東南アジアの発展途上国の1つであるバングラデシュでは、
縫製工場の崩壊事故により、多くの生産者が犠牲になりましたが、
そこでは先進国で人気のファストファションブランドの商品が作られていた
生産背景がありました。
長時間労働や低賃金で過酷な労働を強いられていることが
この事故につながったと言われており、世界的な問題になっています。
このように労働搾取や児童労働などの社会的問題、
環境破壊は地球環境に悪影響を及ぼしています。