40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ロナ禍を過ぎ越す2022年の生き方・withコロナを行く抜く知恵 15 新型コロナは空気伝染する 

最初に集団クラスターが起こったダイヤモンド・プリンセス号で

船員、乗客3713人中、712人の感染があったことを分析すると

単に接触乾癬や飛沫感染だけではなく、

むしろ空気感染だと長尾医師は指摘していますが、正しいのではないでしょうか。

そしてクラスター発生をみていくとライブハウス、カラオケ喫茶、

スポーツジムの更衣室、キャバクラ、ホストクラブなど人が集まり、

閉ざされた空間で起こっていますので

空気感染が第一の要因ではないかということです。

空気感染であれば空気を入れ替えればいいので、

閉ざされた空間を避けることです。

新幹線や飛行機は高性能空調システムで

数分ごとに空気が入れ替わっていますので安全です。

クラスター発生を分析した厚労省

 

1・三密回避

2・換気

 

を提唱したのは正解です。

では次にワクチンや特効薬が効くのかです。

長尾医師は、期待しないといいます。その理由は

 

A・新型コロナの免疫力獲得は人工呼吸器やエクモを必要になった段階で

ようやく抗体を持つのでほとんどの場合、

新型コロナウイルスが入ってきても自然免疫力が撃退していくからだといいます。

そして最終手段としてワクチンによる抗体を持っていても数か月以内に消滅します。

ゆえに一度、コロナに罹ってもまた感染するのです。

コロナの集団感染政策をとったのは、スウェーデンです。

厳格な都市封鎖もおこなわず、外出規制もない。飲食店も商業施設も営業を続け、

高齢者の面会抑制もないのです。

今のところスウェーデン方式は成功しているのです。

そして最も効果のあるのは交差免疫(注01)ではないかと長尾医師はいいます。

しかも風邪のワクチンもノロウイルスのワクチンも

特効薬もワクチンも存在しないのです。

それはウイルスの変異が激しく、早いからです。

人間よりもウイルスの方が一枚も二枚も上だということです。

ウイルスは人間の数よりもはるかに多く、歴史も古く、

したたかに生き延びる術を知っていますのでそう簡単には勝てないのです。

2009年の新型ウイルスの時もワクチンに期待が寄せられ、

誰を優先させるかもめている間に収束しました。

新型コロナ同じく本当に効果のあるワクチンは困難でできたとしても副作用があり、

日頃からワクチンへの過剰な期待よりも自然の免疫力をアップすることが第一だ

と長尾医師はいいます。

この本が書かれたのは2020年12月ですが、

昨年、2021年はワクチン総動員でした。

打たない者への差別、認識不足もはなはなだしい1年になり、

長尾医師のような指摘は吹き飛ばされています。

 

 

 

 

 

交差免疫(注01)

人間の免疫系には「交差免疫」もしくは「交差反応」と言われるものがあります。先日、「新型コロナウイルスに対しても、交差免疫がある」という論文が発表されました。これからさらに検証がされていくでしょうが、端的に言うと、過去に感染した旧型のコロナウイルスに対する免疫が、新型コロナウイルスに対しても有効に働くというようなことです。

 

ウイルスや細菌が体の中に入ると、それが抗原となり抗体ができます。例えば、ある抗原Aのタンパク質と構造的に似たような別の抗原Bがあった場合、Aに対する抗体がBに対しても作用する場合があるのです。