40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

健康リスクマネジメント 69 病気の方程式 60  静脈血栓 02

1・静脈の損傷

静脈は、腕や脚の手術やけが、刺激物の注射、炎症、閉塞性血栓血管炎などの

特定の病気によって傷つくことがあります。

血栓で傷つくこともあり、その場所で新たな血栓が形成されやすくなります。

 

2・血液が凝固しやすい状態

がんや特定の遺伝性血液凝固障害などの一部の病気では、

かたまるべきではない状況で血液が凝固します。

経口避妊薬エストロゲン療法薬、

エストロゲンと似た作用をもつ薬(タモキシフェンやラロキシフェン)など、

一部の薬剤は血液凝固を促進する可能性があります。

喫煙も危険因子です。

出産後や手術後にも血栓ができやすいことがあります。

高齢者では、脱水が血液の凝固を促進し、

深部静脈血栓症の一因になる可能性があります。

 

3・血流速度の低下

長期間にわたってベッドで安静にしている場合や、

けがや脳卒中などで正常に脚を動かせない場合、ふくらはぎの筋肉が収縮せず、

血液を心臓へ送り返さないため、血流が遅くなります。

深部静脈血栓症は、例えば心臓発作やその他の重篤な病気

心不全肺気腫脳卒中など)で

入院して数日間横になって脚を動かさずにいた人や、

下半身が麻痺(対麻痺)している人に発生することがあります。

また、大きな手術、特に骨盤、股関節、

または膝関節の手術後に深部静脈血栓症が発生することもあります。

さらには健康な人でも、

長距離ドライブや飛行機旅行などで長時間座ったままでいると

血栓症が起こることがありますが、

こうした状況で血栓症が起こることは極めてまれであり、

通常は他の危険因子をもっている人に起こります。

 

 

 

 

 

ではこの病気の合併症とは

深部静脈血栓症は不快感を与えますが、主な懸念事項は以下に挙げるような合併症です。

肺塞栓症

・長期にわたり脚のむくみと不快感を引き起こす慢性静脈不全症

・顕著なむくみと痛み(まれな合併症)を引き起こす、脚の血流不足(虚血)

 

 

MSDマニュアル家庭版「深部静脈血栓症」を参照しています。