40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

サムライ・ファスティングに生きるとは 「代表的日本人」に書かれた武士道精神14 西郷隆盛 10 カミング・リバイバル

1994年にアメリカのキリスト教会では、

キャンパス・クルセード(ccc)創始者のビル・ブライトが、

全米のキリスト教指導者に向けて、40日断食祈祷を呼びかけ、

それに呼応してフロリダのccc本部に集まり、40日断食祈祷を挙行しました。

その時の記録は直ちに「カミング・リバイバル」という本になって

アメリカで発行され、いち早くこの本を手に入れたのでこの翻訳発行したのが

私の経営する会社(当時は(株)パトモス社)でした。

その翻訳権交渉で日本のccc本部に著作権の交渉をしたところ

いとも簡単にこういわれました。

「日本のcccは断食祈祷など全く関心がないし、

アメリカのccc本部から何も指示もないので

翻訳はどうぞ自由にしてくださっていいですよ。

本部にはその旨を伝えておきますから」ということでした。

そして日本で翻訳発行してから数年後、

その著者であるビル・ブライトが来日され、

この本を翻訳発行した会社の責任者に会いたいという連絡が日本支部からあり、

東京でお会いしました。私は本当に驚いたのですが、

このビル・ブライトこそ日本武士ではないかと思ったほど、

まさにサムライの中のサムライでした。

アメリカのキリスト教会が全く断食祈祷など一切ない時代に挙行したのは、

まさにサムライ精神だったのです。

日本人キリスト者の代表であった内村鑑三新渡戸稲造がもし生きていたら、

ビル・ブライトと固い握手をかわし、

内村も新渡戸も断食祈祷に導かれていたことでしょう。

まさに武士道を行く日本武士と思わせる何かが

このビル・ブライトの中に秘められていたのです。

彼は序文の中でこのように書いています。

 

「1994年12月、100を超える(全米の)教派やキリスト教団体を代表する、

600人以上のクリスチャンの指導者たちが、フロリダ州オーランドに集まった。

彼らは、アメリカのため、また大宣教命令の成就のために断食して祈るという、

特別な招きに応じた人々であった。

アメリカ建国以来、キリスト教界のこれほど多くの異なった教会、団体から、

これほど多くの指導者が一堂に会して断食して祈ったことは、いまだかってなかった。

私たちは、この国に大いなる霊的覚醒をもたらしたまえ、と神に叫び求めた。

この国が再び、本当に「神のもとにある国家」となることができるように、

奇跡をもたらす力をもって天からこの地上を訪れたまえ、と主に嘆願した。」

 

 

まさにビル・ブライトはアメリカのキリスト教の歴史を塗り替えたのです。

以後、アメリカのキリスト教界では頻繁に断食祈祷が始まっていきました。

サムライ・ファスティングは何とアメリカのビル・ブライトから始まっていたのです。