映画「新聞記者」は何を語るか 02 レビューから見る高い評価
4・この映画を作って上映してくれた
全ての関係者に感謝と尊敬の花束を送ります。!!!
あくまでもフィクションだけど、こんなことがマジで有りそうで怖い!!
もしかしたら日本は既にロシアや北朝鮮や中国の様な国になっているんのかも!!
首相や大臣の息のかかった人達の スキャンダルの
もみ消し報告書の改ざんに政府に反対するデモに参加する一般人に
目をつけて公安局に調べさせるとか!!で、
そして不正を明らかにしようとすると脅されて、社会から抹殺される!!
なんかリアルですよね〜〜選挙前です!!
一人でも多くの人に是非、是非、是非、観て欲しいです。
本年度、ランキングとかは関係なく国を良くしたいのなら観るべき映画です。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
日本の名だたる女優に主演をオファーしたらみんな断られた!と言う報に接し
「日本の芸能事務所、根性無くてダメだな〜」と思ったけど、
並みの女優では、この重い主題から浮いてしまうし
あまりに地味でマイナーな方では華が無くて客が呼べない。
だから逆に変な先入観の無い韓国人で
演技派のシム・ウンギョンさんで正解だったのでは〜
ただ、前半の新聞社内のシーンだけ
ハンドカメラを不穏に揺らす画面はちょっと頂けない。
別に揺らす必要はないのでは?@
もう一度観るなら?「応援のために、もう1回映画館に観に行きますよ」
5・帰宅した後も、なかなか興奮が収まらない。
松坂桃李の恐怖に悶える演技に、
こちらまで恐ろしくなって思わず唇を縦1につまんでいた。
「思考」それだけなのに、こんなにも恐怖を与えられるなんて。
「多くの人に見て欲しいけど、どんな状況?」と、
あるサイトの日本興行成績を見たんだけど、驚きで目が点になった。
(なんちゃらWalkerだったかなぁ。そんな感じ。)
この映画だけタイトル四文字のみ。
(他は一場面と解説あり)この映画を作った方々は、
いろんな意味で闘ったんですね。ありがとう!皆さん、凄いよ!!
6・政権に批判的な映画はメジャーな劇場では公開されないことが多いのに
今回は多くのメジャーな劇場で公開されていることにまず感激。
政治的なことを別にしても映画としてよくできている。
7・俳優さん達は偉いよね。勿論制作した方達も。
映画としてだけ評価すると、色々あると思うんです。
安っぽい手ブレ演出が嫌だ、とか、
内閣税務調査室の執務室内の色がわざとらしいとか。
でも今、日本でこういった内容で、劇場公開まで漕ぎ着けたってのが、
本当に素晴らしいと思う。
自主規制しない、映画人としての気概に敬意を表します。
特に日本で社会派となると、
小さい規模で比較的マイナーなキャストでとなりがちなところ、
松坂桃李さんをはじめとしたメジャーラインの俳優さん達が出てくれたことが
本当に嬉しいです。
松坂桃李さん。
今後注目します。