少食ファスティングの基礎 玄米菜食 07 なぜ玄米菜食なのか 07 玄米菜食は宗教原理主義ではない 03
このグループの主張はほぼアメリカの統一見解を示していますので、
次にお酒についてもみていきましょう。
口.酒と健康
クリスチャンで酒を飲む人もあり、聖書には酒を飲むなとは書いてないという人がいますが、
歳言23章29節から35節までに次の言葉があります。災ある者はだれか、憂いある者はだれか、
争いをする者はだれか、煩いある者はだれか、ゆえなく傷をうける者はだれか、赤い目をしている者はだれか。
酒に夜をふかす者、行って、混ぜ合わせた酒を味わう者である。
酒はあかく、杯の中にあわだち、なめらかにくだる、あなたはこれを見てはならない。
これはついに、へびのようにかみ、まむしのように刺す。
あなたの目は怪しいものを見、あなたの心は偽りを言う。あなたは海の中に寝ている人のように、
帆柱の上に寝ている人のようになる。
あなたは言う、「人がわたしを撃ったが、わたしは痛くはなかった。わたしを、たたいたが、私は何も覚えはない。
いつわたしはさめるのか、また酒を求めよう」と。
またコリント人への第1の手紙6章10節には、「酒に酔う者は神の国をつぐことはない」といわれています。
酒を常用すると習慣になって、脳に影響を与え、肝臓を害しついには死をもたらします。
また、デリケートな胃壁を刺激して潰瘍の原因になります。
酒は運動神経の反応時間をおくらせます。
自動車を運転するとき酒を飲んでいない人は
危険物をみてからブレーキに足をのせるまでに0,5秒から0,8秒かかりますが、
ビール1杯でも飲んでいる人は倍の時間がかかり、時速40キロで走っているとき、
飲まない場合よりすくなくとも5メートルよけいに走らないとブレーキがかからない計算になり
事故を起こす危険がそれだけ大きくなります。
酒は争い、盗み、家庭の破壊、殺人等いろいろな犯罪の原因にもなっています。
酒やタバコは習慣になると、なかなかやめにくいものですから、はじめから手をふれないことが賢明です。
この悪習慣にとらわれている人も、神の助けによって、これに打ち勝つことができます。
パウロは「わたしを強くして下さるかたによって、何事でもすることができる」(ピリピ人への手紙4章13節)といいました。
また緑茶・紅茶・コーヒー・コーラ等も、その中にカフェイン等の神経を興奮させる物質があって、
脳、心臓、じん臓などを刺激し、不眠症をおこすこともあリます。
一時つかれがとれたように感じても、その刺激がきれるとかえって一層つかれをおぼえるようになります。
これも習慣になりますから、やめて刺激のない飲み物を用いるのがよいことです
(4)休息
活動のあとに休息が必要です。一般的にいえば1日に7時間は睡眠が必要であるといわれています。
睡眠は健康の原動力です。最近は不眠症が多くなっているようですが、
睡眠時に胃の負担をなくすこと、適当な運動をし、新鮮な空気を吸うこと、
静かな心を持つように努めることなどは不眠症をふせぐ助けとなります。
仕事の半ばにすこし休息すること、1週間に1日の休養、
1年に1回ぐらいまとまった休暇をとって仕事から解放されることなどは、
仕事の能率を高め、健康を保つよい方法です。