40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 242 少食は救国、救人類となる 28 世界が直面する問題 環境破壊10  世界人口の爆発的増加 03 

こうした人口爆発でやはり一番深刻なのは、食糧不足です。

特にアフリカの飢餓人口は2億3900万人と言われ、

アジアは経済成長で減少しています。

栄養失調、免疫力の低下、感染症で亡くなる5歳未満の子供たちは

毎年、500万人で、その数は5秒に1人、1日に1万4000人の人たちが飢餓で死んでいくのです。

このような深刻な食糧不足が発生している要因は、

これまで述べて来ました、人口爆発と世界的な異常気象による不作、

地球温暖化の影響による気候の大幅な変動があります。

また、世界大恐慌など経済的な混乱、バイオ燃料への過剰な転換による食糧生産能力の低下、

食糧不足を背景とした穀物商社による寡占、特に開発途上国においては、

国内のインフラストラクチャーの未整備を背景とした食料流通の困難、

農家保護を目的とした国々の高い関税に阻まれることで、

輸出の拡大を通して現金収入確保や生産拡大の困難なども懸念されています。

特に人間が生活に必要な活動エネルギー(生理的熱量)を得るための

穀物および芋など主食作物の生産に関する問題や価格高騰は、

これに依存して生活する側の生活を困難にさせ、社会の維持が困難になります。

中でも地球温暖化は、世界規模で気候が変動、

従来の穀倉地帯が食糧生産に適さなくなるような砂漠化の進行、

南極をはじめ様々な地域の氷床の融解による海面上昇に伴い

土地面積の減少が挙げられ、更に暴風雨が頻繁に発生し、

沿岸部では風雨による直接的な損害(洪水)のほか、

塩害の発生など、様々な問題が予測されています。

このような食糧危機では、

単一ないし固定的な食料供給源に依存している状態で、

従来からの食料調達元が利用困難になると、

問題が一気に深刻化すると考えられています。

このため、食料資源を他の物に切り替え、

より様々なものを食料資源として流用することで

問題を回避しようという試みがなされています。

主なものだけでも

 

1・昆虫食

2・微生物

3・遺伝子工学(バイオテクノロジー

4・海洋資源

 

しかし、こうした代替食の開発も限界があります。

そこで私たちが意識してなさなければならないことがあります。

それが毎日の食事を減らすこと、つまり少食に移行することです。

この提案をしておられたのが甲田光雄医師だったのです。