40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

続・断食救人類の書 01 肥満と飢餓 01 なぜ続・断食救人類の書なのか 01 世界人口爆発 

今年は新型コロナが世界中に蔓延して、大パニックに陥り、

日本も大きな影響を受けています。

中でも8月17日に毎日新聞で報道された内容はどれほど深刻なのか物語ります。

・・・国内総生産GDP、季節調整値)の速報値は、

物価の変動を除いた実質で前期比7・8%減、

この状態が1年続いた場合の年率換算は27・8%減となり、

リーマン・ショック後の09年1~3月期の年率17・8%減を上回る

戦後最悪のマイナス成長を記録した。・・・

 

また、産経では・・・国連世界観光機関(UNWTO)の発表によると、

新型コロナウイルスの影響で今年5月、世界の観光客数は昨年比で98%減少した。

観光関連の1億人以上が雇用の危機にあるとしている。・・・

 

とありますようにサービス業の代表格である観光は直下型地震の大崩壊です。

そしてエンタメ、スポーツを直撃しました。

このような中で静かに進行しているのは、

ほかならない飢餓人口増加とその真逆である肥満の増加です。

そのような中で「肥満と飢餓」(ラジ・ペテル著)を読みました。

サブタイトルが「世界フード・ビジネスの不幸のシステム」とありますように

日本を筆頭にアメリカなど食べ過ぎ症候群が満ち溢れた先進国と

アフリカなど低開発国は飢餓人口が増加しています。

国連の新たな報告書によると、世界人口は現在の77億人から2050年の97億人へと、

今後30年で20億人の増加となる見込みです。

この調査結果は、世界人口が今世紀末頃、

ほぼ110億人でピークに達する可能性があると結論づけています。

 

2019年 77億人、2011年 70億人、1998年 60億人、1987年 50億人、1974年 40億人

1961年 30億人、1927年 20億人、1802年 10億人なので

200年間で7.7倍になっていますが、

あと30年後には10倍ということになり、この間、何が世界で起こっているかです。

それは飢餓人口の急増と同時に肥満人口の増大です。

「肥満と飢餓」(ラジ・ペテル著)は、10年前ですが、その時の数字では、

「10億の人々が飢えて、10億人が肥満に苦しむ」と

サブタイトルにありましたが、

誰がそのような犯人なのか?その答えはグローバル・フードビジネスであるというのは

この本の結論です。

ウィキでは「人口爆発」と題して次のような指摘をしています。

 

・・・人口爆発は、様々な不足をもたらす。

食糧不足、住宅不足、用水不足、雇用不足、資源不足などである。

結果として貧困がもたらされる。

そのため、常にこれらの購買に全力を投じる結果となり、

投資が少なく生産力増大に制約がかかる。 経済成長理論では、

人口増加は一人当たりの資本を減少させ、貧しくする要因とされている。

実際に、長期の一人当たり実質GDPの成長率と人口増加率を見ると、

人口増加率の高い国ほど一人当たり実質GDPの成長率が低い。

人口増大の結果、農村が人口を扶養できなくなると都市への流入が増大する。

都市は結果として様々な設備・サービスが不足することになる。

都市の生活環境は悪化し効率性が大きく損なわれる。

増大した人口が開発を進めることで、環境破壊や資源枯渇といった問題も発生する。

エネルギー消費の増加により地球温暖化進行の加速を促したり、

不足の解消を目的に戦争が勃発する危険もある。・・・