断食救人類の書 116 超少食・食事術 05 玄米食にする 02 玄米食の経済効果
玄米食への反対意見は農薬が白米よりも残留しているから危険だと言われています。
確かにこのことは事実なので、無農薬、有機農法の玄米を購入することをおススメします。
玄米には多くの未知成分があります。
その一つにフイチン酸があります。
白米の6倍もあるフイチン酸は、放射能物質、水銀、鉛など重金属を結合させるもので、これらを外に出してくれます。
しかし、白米にはフイチン酸はほとんどないので、有機成分がほとんどない白米は、
白米に合う肉食+白砂糖+食品添加物などをたくさん食べますので血液が酸性化していきます。
しかし、多くの人々は、「玄米は食べにくいし、癖がある。人間として生まれたからには、
真っ白い銀シャリ(白米)を好きなだけ食べて、肉や刺身を食べて、面白おかしく生きた方が楽しいではないか」といいます。
いなべ市は典型的な農村地帯であったのにこのような考えですから、
以後、玄米食への批判は同じようなもので、今も何ら変わっていません。
貧しいものが食べるものが玄米で、玄米に合うものは、お酒を飲んで、
肉、卵、ハム、ソーセージなどたくさん食べているものにとっては何と窮屈で
食事の楽しみも何もないという根強い考え方に支配されています。
しかし、このような白米中心の食生活では、宿便は溜まる一方です。
玄米が腸に蓄積していく宿便を浄化してくれる実に不思議な食べ物であることを体験している私ですが、
そして白米は、噛まないで済むので肥満になります。
回転寿司店にいったときですが、流れてくる寿司を、生ビールと共に口にポンポンと入れて、
皿が山積みになっている男性を見たら、ぽっこりお腹の肥満体でした。
そして白米に比べて、必然的に安くて済むことです。
白米食をしていますと肉食になっていきますので、
白米にないビタミン、ミネラル、タンパク、脂肪などが不足します。
ゆえに自ずと肉、卵、魚、ハム、果実を欲しくなり、お金が玄米よりも数倍も高くなっていきます。
そして早くいのために量が増えます。
そこに少食に移行すれば、さらに食費は安くて済みます。
更に医療費が加算されていきますので、10倍では済まないことになります。