40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)効果を試そう 06   断食とのショッキングな出会い

ファスティングは理論、理屈でしかも科学的に十分、証明できますが、やはりいくら勉強して考えていても何も始まりません。

まず、やってみることです。

ファスティングしないで恐れていても何も始まりません。

まず、ファスティングをどのように始めるのか、そのきっかけが大事です。

ではファスティングしてどのような体験をしていくのでしょうか。

 

まず、私のファスティング体験からお話をいたします。

私は高校時代からクリスチャンでしたが、43歳まで「断食」と言う言葉を一度も聞いたことがありませんでした。

聖書には「断食」という単語が60箇所も登場し、断食を意味する「苦行」を入れたら200箇所を越えます。

それなのに断食の「だ」の字も聞いたことがなかったのです。

しかも私が所属していたクリスチャンのあるグループから、断食を唱え始めた私を数か月後に除名処分というのですから驚きです。

しかし、断食は何かを突破するものであるということが、次第に分かってきましたので、断食入門書を買って数冊ばかり読んだのですが、どれもヨガ系か仏教系ばかりでクリスチャンとしては、どうも納得できませんでした。

あるクリスチャンに相談したら、まず、韓国にある世界最大のプロテスタント教会、「ヨイド純福音キリスト教会」(単立教会で信徒数100万人)が運営する「オサンリ祈祷院」は、世界最大の断食施設なのでそこを視察するようにアドバイスを受けました。

たまたまある保険会社の韓国研修旅行があり、韓国内の保険会社の行事をすべてキャンセルして、2日間、「ヨイド純福音キリスト教会」と「オサンリ祈祷院」に視察に行きました。

そして驚いたのは、この断食施設の規模の大きさでした。

3万人収容できる「ノアの方舟」を模った礼拝堂があり、そこでお金のない方は宿泊し、周囲には宿泊施設が何棟も建てられていました。

そして40日断食をするクリスチャンが大半であること、また、世界中から断食に来ているので、礼拝堂には国別担当のスタッフが翻訳や長期断食者のための介護をしているスタッフの多さなど驚くべきことばかりでした。

韓国におけるファスティングは、日本とは格段の相違で、クリスチャンならファスティングは当然だったことが分かり、私はかなりのショックを受けました。

日本ではクリスチャンになって23年間、断食の言葉さえ聞いていなかったので、いったいこれは何なのか、その受けた衝撃が私の人生を根本から変革するものとなりました。

それが「藤樹の宿」のルーツです。

ファスティングの効果はやってみると、自分自身が一番よく分かるのです。