40日ファスティング経験者の本音!

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日本全国に4月17日~5月6日まで緊急事態宣言が出された

新型コロナウイルスについて

防衛科大学防衛医学研究センター教授の加来浩器先生監修の特設サイトが

分かり易くまとめていますので、そこから引用・参照させていただきます。(4/18現在)

 

1・概要

新型コロナウイル感染症は、新型コロナウイルスである“SARS-CoV2”による感染症のことです。

WHOはこのウイルスによる感染症のことを“COVID-19 ”と名付けました。

2019年12月以降、中国湖北省武漢市を中心に発生し、短期間で全世界に広がりました。

2020年4月5日現在、新型コロナウイルスは世界200以上の国・地域に広がり、

感染者はアメリカで32万人、スペインで13万人、イタリアで12万人など甚大な数に及びます。

新型コロナウイルスは中国で発生したと考えられていますが、

アメリカやスペイン、イタリアなどのヨーロッパ地域に感染の流行が移り、

感染者・死者ともに発祥地の中国を大きく上回った状態となっているのが現状です。

日本国内でも、4月5日時点で確認された感染者は2,291人に上り、

69人が命を落としているとのことです。

新型コロナウイルスは世界を震撼させていますが、

現在のところ感染経路、治療法、感染してからの経過など、

明確には解明されていない部分が多々あります。

そのため、世界中の研究機関が新型コロナウイルスの解明に向けて

さまざまな調査・研究を急ピッチで進めています。

 

2・原因

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は

新たに発見されたSARS-CoV2に感染することによって発症します。

どのような経緯でSARS-CoV2 が生み出されたのか、

またはヒトに感染するようになったのかは、いまだに不明です。

しかし、中国武漢市の海鮮売場に関連した人で集団発生したことや、

後に野生動物の取引エリアからもウイルスが検知されたことから、

 

※編集者記

そこに何らかの原因が潜んでいるとも考えられています。

その原因の一つとして、アメリカで報道されているのが下記の記事です。

その真意は分かりませんが、アメリカの指摘がもし正しいのであれば、

重大な国際問題となります。

 

 【4月18日 AFP】新型コロナウイルス流行の中心地となった中国・武漢(Wuhan)のはずれの山沿いに位置する「武漢ウイルス研究所(Wuhan Institute of Virology)」──。厳重な警備下に置かれたこの施設が新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の発生源だった可能性があるとの疑惑が今、米国で取り沙汰されている。

 以下に、同研究所をめぐる主な疑問をまとめた。

 ■どのような施設なのか?

 同研究所は中国典型培養物保蔵センター(CCTCC)の所在地。公式ウェブサイトによると、同センターはアジア最大のウイルス保管施設で、1500株以上を保管している。

 同研究所では2015年、病原体レベル4(P4)を扱える最高水準の安全性を確保した実験室が完成し、2018年に稼働を開始。P4は人から人への感染の危険性が高いウイルスを指し、エボラウイルスなどが含まれる。P4実験室の建設に当たっては、仏バイオ企業の創業者アラン・メリュー(Alain Merieux)氏が顧問を務めた。同研究所では病原体レベル3(P3)実験室も2012年に稼働を開始している。AFP記者が最近、同研究所を訪れたところ、内部に人の動きはみられなかった。

■新型ウイルスはここで発生したのか?

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)とFOXニュース(Fox News)は匿名の情報筋の話として、新型ウイルスがこの研究所から誤って流出した可能性があると報じた。ワシントン・ポスト紙が入手した外交公電からは、当局者らが特に重症急性呼吸器症候群SARS)に類似したコウモリコロナウイルスの取り扱いをめぐる安全対策の不備に懸念を示していたことが明らかになった。FOXニュースは、同施設で研究対象となっていたコウモリ由来のウイルス株に感染した人物が「0号患者」となり、そこからウイルスが武漢の住民に広まった可能性があると伝えた。中国の科学者らは、新型コロナウイルス武漢の野生動物市場で動物から人へと感染した可能性が高いとしているが、インターネット上では武漢ウイルス研究所が起源だとの疑惑をめぐるさまざまな陰謀説が拡散。ついには米政府もこの疑惑に言及し、当局がウイルスの出所をめぐり「徹底的な調査」を行っていることをマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)国務長官が表明するに至った。同研究所は17日、コメントを拒否したものの、今年2月にはうわさを否定する声明を出していた。また中国外務省の趙立堅(Zhao Lijian)報道官は17日、同研究所から新型コロナウイルスが流出したとの説を否定した。

■新型ウイルスについて分かっていることは?

科学者らは、新型ウイルスの起源はコウモリだと考えており、そこからセンザンコウを媒介して人へと感染した可能性があるとみている。センザンコウは絶滅が危惧されているが、中国国内ではそのうろこが伝統薬の材料として違法に取引されている。だが今年1月、英医学誌ランセット(Lancet)に発表された中国科学者チームの論文では、最初の感染者と、初期に感染が確認された41人のうちの13人が、ウイルス発生源とされる武漢の野生動物市場とはつながりがなかったことが明らかにされた。中国を代表するコウモリコロナウイルス研究者の一人で、武漢ウイルス研究所P4実験室の副所長でもある石正麗(Shi Zhengli)氏は、新型コロナウイルスがコウモリ由来であることを初めて示した論文を出した研究チームの一員だ。米科学雑誌サイエンティフィック・アメリカン(Scientific American)のインタビューに応じた石氏は、新型コロナウイルスのゲノム配列は自身の研究所がこれまでに収集・研究したコウモリコロナウイルスのいずれとも一致しなかったと述べた。英ロンドン大学キングスカレッジ(King's College London)のバイオセキュリティー研究者、フィリッパ・レンツォス(Filippa Lentzos)氏はAFPに対し、新型ウイルスが武漢の研究所から流出したとする説には今のところ証拠がないとする一方、野生動物市場が発生源だとする説にも「確固たる証拠はない」と指摘。「私にとって、パンデミックの起源は依然として未解決の疑問だ」と語った。(c)AFP/Jing Xuan Teng with Laurie Chen in Beijing