40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

健康リスクマネジメント 61 病気の方程式 52  副腎疲労症候群 02    

副腎疲労症候群は、まだ不明なところが多く、

医者にかかってもすぐに診断が下らないことがあるというのです。

というのも抗ストレスホルモン「コルチゾール」は、

血中に含まれるため、血液検査でも

「多い」「少ない」が分かることになっているといえます。

本当は異常があっても、検査結果で「正常値」と出てきてしまうことがあるからです。

コルチゾールをより厳格に測定するには、唾液を調べる必要があります。

しかし、副腎疲労症候群の治療で、唾液検査を行うことは、

まだ医療保険の適用を受けていないのです。

副腎疲労症候群では、うつ病に似た症状のほかに、

低血圧も頻繁に発生するのです。

それは、副腎は、血圧を上げるホルモン「アルドステロン」も出しているからです。

健康な人でも、急に立ち上がるとめまいがすることがあります。

これはリラックスした状態から急に動作を始めたため、血圧が低下したためです。

しかし大抵は数秒から数十秒でめまいはなくなります。

これは、副腎から「アルドステロン」が出て、

低下した血圧を正常値にまで高めてくれるからです。

 

 

 

 

副腎疲労症候群の治療とチェックリスト

副腎疲労症候群の治療は、食事療法、栄養療法、ストレス軽減、薬物ホルモンの投与がある。治療期間は2~6カ月といわれている。

最後に、副腎疲労症候群のチェックリストを紹介する。

うつ病と診断された

□毎日の生活がつらい

□朝、目覚めているのに起き上がれない

□疲れやすい

□立ちくらみ、めまいが頻発する

□最近、花粉症になった

□楽しくない

□最近、些細なことで怒るようになった

□物忘れが多くなった

□仕事で注意されることが増えた

多くのチェックが付けば、副腎疲労症候群の可能性が高まるのだが、「チェックが○個以上付いたら確定」というものではない。うつ病の治療を開始したが改善しない場合、医師にこのチェック表の結果を見せ、「副腎疲労症候群の疑いはないでしょうか」と相談するとよいだろう。