40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

私が断食を初体験した1993年

日本ではヨガ系の断食を指導する方が圧倒的です。

しかし、断食の本流は、聖書にあることは世界の常識なのです。

断食を深く掘り下げていくとどうしても聖書を読まざるを得ないのです。

聖書を読まないで断食は理解できないのです。

聖書は一貫して神を知らない者は愚かだと伝えていますが、

同じように聖書の断食を知らず、聖書を真剣に読んでいない者が断食を語る資格はありません。

今回、取り上げたネヘミヤは、国家再興の基盤に断食を置きました。

日本はネヘミヤと同じように断食を国家再建の基盤に置くことをしませんでした。

大国アメリカと愚かな消耗戦の太平洋戦争でボロボロになって敗戦を迎えた時、

明治以降の近代化政策であった富国強兵は根本から間違っていたのだということを

塵灰被って神の前に真剣に悔い改めるべきでした。

それを曖昧にして、臭いものに蓋をして、またもや戦後、富国強兵の代替戦略を打ち出しました。

高度経済成長です。

この頂点が1987年から起こったバブルです。

私はたまたまこの時期に保険代理店を営んでいましたが、

都市銀行とリース会社と手を組んで保険を紹介してもらうシステムを仕掛けていたので、

バブル経済に乗ったがゆえに、このバブル時代を内側から見ましたし、もろに体験してしいました。

私の経営する従業員20人足らずの会社でも

年間5億円の年商などあり得ないことでした。

しかし、バブル時代にそれが私の上に起こったのです。

その結果は、私の最愛の妻の急死でした。

預言者エゼキエルのようにこのことで

私は塵灰を被って神の前に真剣に悔い改める断食に導かれました。

そして保険代理店から私は退きました。

まだ43歳で働き盛りでしたが、塵灰を被って神の前に出る断食を体験して、

このような愚かな自分の歩んだ道をもう二度と歩むことがないように献身を決意しました。

それはちょうど日本のバブル崩壊の時でもありました。

バブル崩壊は私がバブルに乗って、歩んでいたことの崩壊でありました。

このことで断食の極意とは何かが分かりました。

断食は、自分をゼロにすること。

いったん自分に死ぬことであるということです。

そしてリセットして新たな人に生まれ変わることだということです。

単なる土の器であるアダマなる者が、

神の霊を吹き込まれてアダムとなったように断食を体験して

新たに生きる者とされるということを体験することだということを知ったのです。

私は断食の奥義の一端をこの時、見たのです。

このように聖書の断食の奥義を知った以上、私の取るべき道はただ一つでした。

それは神にすべてを捧げる献身への道だけでした。

こうして私は献身を決意したのですが、このような私を誰も理解してくれませんでした。

私はこの時に何としても自分に死ぬことができる断食を

日本に普及しないといけないということを直感しました。

これが私が聖書の断食に目覚め時の体験です。