40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

聖書の断食とは

聖書は様々な断食のあり方、形態を私たちに語っています。主な断食について名をあげますと

1・ネヘミヤ断食

2・ダニエル断食

3・エステル断食

4・イザヤ断食

5・イエスの断食

6・弟子たちの断食

7・パウロ断食

8・花嫁(黙示録・終末)断食

 

主なものだけでこのような断食があり、まず、ネヘミヤ断食から先々回から取り上げたのです。

ネヘヤミなど旧約聖書の断食は、個人的な断食よりも

ユダヤ民族、イスラエル国家の存亡を賭けた断食が特色です。

エスパウロはさらにそれを超えて世界的、宇宙的視野も含む壮大な断食が特色です。

そして最後は、世界と宇宙の最期、世界の終末を見据えた断食です。

このように見ていくと、断食を深く探求していけばいくほど、

聖書を離れてはあり得ないことは一目瞭然です。

ネヘミヤからしっかり読んでいくと聖書の断食は、修行ではないことが分かります。

高島市に来て驚いたのは、断食は修行としてしか見ていない方が大半でした。

ですから高島市から断食に宿泊に来られた方はゼロなのです。

聖書だけではありません。

キリスト教会史を読んでいきますと断食は国家を大変革していくことが多く出てきます。

たとえば1756年ですが、イギリス国王は公式に断食と祈りを全国民に呼びかけました。

それはフランスの侵略の脅威に対してであったのです。

その日のことをジョン・ウェスレーは日記にこのように書きました。

「断食の日は、ロンドンが王政復興時代以来、経験したことがないような栄光の日であった。

街中のあらゆる教会が超満員になり、人々は真剣な表情を見せていた。

神は確かにこの祈りを聞かれ、われわれの安泰は長く続く。

そしてこの断食のゆえにフランスによる侵略の脅威は回避され、

謙遜は国を挙げて喜びへと変えられた。」とあります。

このように2000年のキリスト教会史を調べていきますと

実に数えることのできない断食祈祷によって大変革が巻き起こった証言が記されていますので、

ここで紹介すれば書き切れないほどなのです。