40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 169 超少食の実践編  02   なぜ少食にすべきか 02 いつから食べ過ぎが始ったのか 02 止らない飽食

ポンペイの悲劇は明日の日本の悲劇になる可能性が高いという気がしてなりません。

軽井沢は、日本でトップの保養地であり、観光地となりましたが、

歴史的には明治18年の夏、カナダ人の聖公会宣教師アレクサンダー・クロフト・ショーが、

友人の東京帝国大、英語講師ジェイムズ・メイン・ディクソンと酷暑の東京を逃れて、

軽井沢を訪問し、ショーは軽井沢の冷涼な気候や風土が故郷のトロントと似ていると感じて

「屋根のない病院」と呼び度々ショーは夏軽井沢を再訪し、

「つるや」(現在のつるや旅館)の主人の佐藤仲右衛門の斡旋によって

旧軽井沢の大塚山に軽井沢初の別荘を建設し、

保養地・避暑地としての軽井沢の歴史を切り開いていきました。

別荘第1号は、民家を移転し、改造したものです。

その後この別荘は日本基督教団軽井沢教会の敷地内に移築保存され、

昭和61年に再び移築復元され、ショーハウス記念館と現存しています。

また内村鑑三も毎年、夏、軽井沢で避暑をしたことは有名で

何と内村鑑三の名を記した「石の教会・内村鑑三記念堂」があります。

誰がどのような目的で建設したのか、よく分かりませんが、

今は結婚式場として用いられています。

この石の教会という建築物を見て驚がくしたのは、

アメリカ人建築家ケンドリック・ケロッグの手によるものとされていますが、

石は男性のシンボル、ガラスは女性の性器を象徴しているとされていることです。

これで今の軽井沢のというより日本全体の象徴なのです。

つまりポンペイと同様、軽井沢を覆っているのは

飽食依存症とセックス依存症であることです。

このような流れを皮肉なことに日本を代表するキリスト者が造り出していったことです。

ですから日本の飽食化をストップしなければならない使命がある、

キリスト教会が明治以降、加担してきたのです。

キリスト教会では夏、軽井沢や松原湖など高原地帯で修養会、キャンプが開催されますが、

なぜかすべてバーベキューなのです。

しかも日本キリスト教団では、肉を飽き足りるほど食べ呆け、

牧師自らもビールを浴びるほど飲んでいます。

当然、夏の行事に断食祈祷をして神に近づくなどあり得ないことなのです。

ローマの避暑地、ポンペイの人々は、

火山が爆発する予兆を相次ぐ地震などで察知していたのですが、

保養地での飽食に溺れ、

男女混浴の公衆浴場で性の乱れがはなはだしく、逃げ遅れてしまいました。

2000年前の出来事では済まされない悲劇は、

いつ軽井沢だけではなく日本に起こるのか、

まさに今こそ私たち自身が問われているのです。

飽食が何をもたらすかを今、知るべき時なのです。