40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 170 超少食の実践編  03   なぜ少食にすべきか 03 いつから食べ過ぎが始ったのか 03  肉食の餌づけマインドコントロール

このような飽食に溺れる愚かな国に慣れ果てたのは

誰かが仕掛けた罠だと知ったら腹が立ちます。

しかし、そうなのです。

地球環境評論家である船瀬俊介さんは、

アメリカに餌づけされたニッポン 食民地」(ゴマブックス)で

明らかなように犯人はアメリカだったのです。

太平洋戦争に完敗した日本は、無条件降伏(ポツダム宣言)を受諾し、

マッカサー率いる占領軍(GHQ)が乗り込んできました。

そして二度と戦争を起させない民族にしようとGHQ

「対日小麦戦略」を布告し、実施していきます。

それはアメリカによる胃袋支配、日本人の体質を根本的に大変革しようとする戦略だったのです。

そしてアメリカの余剰小麦、肉を日本に販売する食糧戦略でもあったのです。

何千年と続いたお米の食文化が完全に崩壊させる戦略の始まりです。

それが見事に結実し、今、日本を支配するのはアメリカ食一色なのです。

それが先回に書きました軽井沢の銀座通りでした。

また、国内のホテルではバイキング料理の過当競争です。

経営破綻したホテルを買い取り、新たに再生したホテルでは例外なく

バイキング料理がメインです。

そしてその中核は肉なのです。

今回の旅で私たちはバイキングのホテルばかり宿泊したのですが、

それは野菜サラダなど中心にチョイスできるから

そのようなホテルをネットで検索して宿泊予約したのです。

そして驚いたのは周囲のテーブル席を見ると同年代のご夫妻の食べる量と

肉食中心に選択しておられることです。

食後、ホテルの大浴場で隣席だったご主人と一緒だったので、

「たくさんの肉を食べておられましたね。大丈夫ですか?」と声をかけますと

返ってきた返事は、

「テレビでね、肉をばんばん食べると長生きできると言っていたし、

テレビで100歳のおばあちゃんが肉をたくさん食べているし、

瀬戸内さんもたくさん肉を食べているから、

私も負けてはおれないと今日もステーキを7皿も食べたよ。美味しかったわ」

ということでした。

私は反論しませんでした。

なぜなら体型が太鼓腹で赤身顔であり、

正直、数年の命ではないかなと思ったからです。

しかし、これが日本中を覆っている食事観なのです。

肉をばんばん食べて、毎日、腹一杯食べていくことが最高に幸せだ

というのが支配しています。

昨日も近くのキリスト教会に行きましたら、

今から祈りの家でバーベキュー大会を明日の礼拝後にするので

準備をしているということでした。

ああ、キリスト教会までもそうなのか、と本当に嘆かざる得ませんでした。

ましてや友人、親戚が集まればすぐ焼き肉パーティー、バーベキューパーティが当たり前の日本です。

外食にいけば肉、そしてホテルで宿泊すればすべてのメニューは肉、肉、肉です。

それはすべて肉のマインドコントロールだと知らずに食べている愚かなことなのです。