40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 71 宿便除去  21 宿便とは何か 08

甲田光雄医師の死ぬべきTリンパ球の問題は、宿便が原因ということを指摘しておられるのですが、
 
Tリンパ球は腸粘膜の中で、Tリンパ球を作りだす新しい組織があるという研究が日本の大学で発見され、
 
サイエンス(アメリカ)にも記載されています。
 
Tリンパ球は胸腺でのみ生産されるだけではないということなのです。
 
すると人間の腸粘膜内にあるTリンパ球は生体防御の重要な任務を担っており、
 
これにより腸は、免疫器官としても重要な働きをしていることになります。
 
この研究からもリウマチの発病原因が、腸管の異常、
 
つまり宿便の滞留による内部環境の汚染と密接な関係があるということになります。
 
また、愛知医科大学の青木教授(病理学)は、大腸菌とリウマチとの間にも密接な関係があり、
 
中でも大腸菌0-157(食中毒で有名になった)菌が、
 
リウマチの患者さんに多く見られると発表されました。
 
そこでファスティングをした甲田医院の患者さんたちを測定したら、
 
ほとんどの方が減少していたというのです。
 
慢性関節リウマチは、膠原病の一つであり、複合膠原病の中では多い病ですが、
 
少食、断食療法で良くなる理由は何故かです。
 
甲田医院に来院される方が、リウマチ治療で、必ず副腎皮質ホルモン剤ステロイド)の投与をうけています。
 
これを大量に長期間使用していますと非常に厄介です。
 
なぜなら肝臓と腎臓の生命力が弱り果て、治療に時間もかかり、本人も苦しむことになります。
 
甲田光雄医師はステロイドを止め、ファスティングを現代医学に取り入れるようにと著書に書いておられますが、
 
今日もそれは実行されていません。
 
膠原病は今も難病で私自身も東京・銀座でブティツクを経営されておられた
 
超美人だった(来会された時は45歳だったのですが、7、80歳にみえた枯れた老婆のようだった)Hさんが、
 
膠原病がさらに悪化した中で、豊田のAFCに来られた時、対応しました。
 
甲田光雄医師の書かれた本を読んでいただき、ファスティングをして、かなり改善されて帰宅されましたが、
 
主治医と本人のこれまでの美食癖が邪魔をして、
 
数か月後、右腕切断をければならないということを告げられ、
 
その翌日に心筋梗塞で急死されました。
 
甲田光雄医師は、膠原病を難病にしているのは現代医学だけではなく、
 
現代栄養学だと指摘されておられます。
 
カロリー重視の現代栄養学の常識を打ち破る少食ファスティングこそ、
 
膠原病をなおす近道だと言われるのです。このHさんのことは今も鮮明に覚えています。
 
甲田光雄医師はもうこの世におられず、甲田医院を紹介ができなかったこと。
 
また甲田光雄医師の宿便除去の療法を継承した方も分からず、
 
このような形で膠原病が原因で天に召されたことが惜しくて仕方がありません。