40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食指導30年のあゆみ 37 本物の断食とは何か 19 あなたの荷車を天の星につなげる断食とは 

日本ではカトリック修道院が、

ファスティングの施設という認識は全くありません。

たたの観光施設のようにしか理解していません。

まず辞典(ウィキ)では、修道院はどのように解説しているをみましょう。

 

・・・修道院(英語: Abbey)は、キリスト教において

修道士がイエス・キリストの精神に倣って

祈りと労働のうちに共同生活(修道生活)をするための施設。

男子修道院と女子修道院とがあり、いずれにおいても

修道士・修道女は独身を守る。

いくつかの修道院の集まった修道院群のことを、大修道院と呼ぶ。

修道院を有する教派としては、東方諸教会正教会カトリック教会、聖公会

ルーテル教会がある。

ルーテル教会を除き、プロテスタントには

極めて僅かな例外を除いて修道院は無い。・・・

 

この「プロテスタントには極めて僅かな例外を除いて修道院は無い」ということは、

プロテスタントは完璧にファスティングを否定しているということなのです。

ただし韓国のプロテスタントは例外です。

むしろファスティングに積極的で

今や世界のホーリースピリチュアル・ファスティング最大の拠点

となっているからです。

しかし、本場は修道院なのです。

さて、そのカトリック教皇ヨハネ・パウロ二世はこのように語っています。

 

「断食は生命がこの世で勝利を手にするためのかけがえのないトレーニングである」

 

と語っています。

また、このような説明が修道院ではなされています。

 

修道院では鍵は内側についているでしょう。それが牢獄との違いです」。

 

このことを解説しますと、鍵が内側についているか、

外側についているかの違いだということは、

自分の意志でファスティングするということ。

つまり物質的な困窮とか、国家間の戦争とかで食料が欠乏して、

貧困、飢餓状態でファスティング状態に追い込まれるということではなく、

こうしたこととは一切、関係もなく、

ファスティングする場合とでは、根本的に異なるということなのです。

つまり後者の場合のファスティングは、

自然な形で自己をセルフコントロールするのだということです。

そして自らの自由意志で決断することです。

しかし、現代では過食症などが典型的な例ですが、食に固着してしまい、

異常な食欲に支配されています。

しかし、私たちも食欲は当然あるのですが、

それを内側から鍵をかけて、いつでもオープンできるにも関わらず、

あえてファスティングするということと「私は何も食べない」とかは、

「食べれない」とか「何も食べるものがない」という次元とは

全く異なることなのです。

ファスティングをこうして自分で決断することは、

自分を縛っているものへの決別なのです。

これを決断して実行することこそ、

図り切れない祝福があなた自身に降り注がれます。

このことをファスティングで生涯を送ったとわれる大芸術家であります、

レオナルドダヴィンチは、

 

「自分の荷車を天の星につなげる人間なのだ」

 

と語りました。今、ファスティングを考えている方に申し上げます。

ファスティングすることにより、

「あなたの荷車を天の星につなげようではないか」と。

そうすればファスティングほど素晴らし体験はなく、

そして将来に大きな希望と力が与えられるのです。