40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

酵素栄養学ライフスタイル 12 抗がん剤で殺されてしまう 

病気は薬で治すものだという近代西洋医学にマインドコントロールされた

日本の医学界は、食事の重大な影響を気にしないのです。

その証拠に日本の医師は診察の時、食生活は絶対に聞きません。

その医師はアメリカも日本も実は短命なのです。

昔から「医者の不養生」といわれ、

医者は自分自身が病気になることを防げていないのです。

アメリカの医療は完全に二極化されています。

 

1・病気は食と生活環境の改善で予防もできるし、

癒されるという立場から様々な医療を総合的に取り入れる。

 

2・最先端の医療技術(検査、手術、医薬品など)一辺倒

 

日本は残念ながら、後者の2だけですが、

アメリカは1がおおくなっています。後者は対処療法です。

近代西洋医学はいうまでもなく、化学的医薬品が中心となっていますので

長く投与しますと体に副作用がでてきます。

そしてその薬を飲み続けると腸内にある100種100兆個という

腸の善玉菌を殺しかねない大きな問題があります。

中でも抗がん剤は善玉菌を殺します。

そして免疫力が大きく落ち込み、抗がん剤で殺されてしまうのです。

要するに自然界に存在しない薬ですから、当然のことなのです。

そして病気の予防効果はありません。

むしろ悪くなるばかりです。

対処療法は緊急的な病気には大きな効果もありますが、

ガンなど慢性病には別のアプローチも必要なのです。

ただ鶴見医師の本には西洋医学とひとくくりに批判する文章が目立ちますが、

これは間違いで西洋医学は近代西洋医学と正確に区分しなければならないのです。

なぜなら西洋医学を担ってきたのは紀元200年から中世にかけて

西洋医学を支えたのは修道院の医学でした。

その医学の中心について少し触れておきます。

西欧の修道院医学は、仏教の僧院と比べてもはるかに革命的で

大きな成果をあげています。

この時代(中世)の修道士たちは、

医術の分野では彼ら自身が自覚していたことよりも

はるかに多くのことをなしとげています。

彼らは古代から伝えられていた知識の上に、

ただの民間療法の経験を付け加えたのではありません。

医学という分野に、新しいコンセプトを誕生させたのです。

たとえばカロリング王国では、誰にでも平等によい医療を与えるという

国家の方針であり、病院の設立でした。

こうした活動は隣人愛(カリタス)、慈悲がもとになっていました。

この基本精神が重要な働きをしていたのです。

修道院の医療知識はどのように蓄積されたのでしょうか。

いやそれ以前になぜ修道院はなぜ医術とかかわりをもったのかです。

そもそもすべての始まりはイエスとその弟子たちからです。

エス福音書に書かれているように癒し主であり、医師そのものでした。

医師キリスト(クリストゥス・メヂィクス)なのです。

ドイツでは救い主を「ハイラント」といいますが、

古代ドイツ語では「ヘイラン」(癒す・救う)が語源なのです。

アンティオキアの聖イグナティウスは、

紀元110年に初めてイエスを「医師」と呼びました。

アレクサンドリアの聖クレメンスは、イエスを「癒し手」と讃えています。

ローマ帝国が衰亡して、民族大移動が起こり、ペストの大流行で、

古代の学者たちの医学知識の権威は失墜し、喪失の憂き目にあっていました。

特にローマ帝国の崩壊で外科の知識は完璧に地に落ちてしまいました。

そのような中で薬草の文献は後世にしっかりと継承されたのは、

ベネディクトゥスの貢献です。

彼の創設したベネディクト派修道会の修道士たちは、

古代の薬草の文献を事細かに書写します。

修道士たちは、身分の差もなく修道院に来るすべての人たちを診療しました。

助けを求めていれば、貧富の差なく家のあるもののないものの

何の分け隔てもなく手当していました。

これはこれまでの医学の歴史ではあり得なかったことでした。

なぜそれが可能であったのでしょうか。

それは修道院にとっては、カリタスが中心テーマだったからです。

そしてベネディクトゥスの定めた会則で、病人の介護を定めています。

それが医療という分野の基礎を築くことになったのです。