玄米菜食 81 玄米菜食リバイバルを起こそう 40 動物性たんぱく質の怖さ 03 肉食で先進国は超不妊症時代になった
肉食は精力が強くなるというのは真っ赤なウソです。
一時期、肉食系、草食系という分類が流行しました。
肉食系は筋肉ムチムチの攻撃型で、
草食系はなよなよした受け身タイプという分け方でした。
しかも肉食系は女に強く、もてて草食系はその真逆だというのは、
すべてマスコミが作り上げたマインドコントロールだったのです。
正直なところ肉食系は子供ができない、
菜食すれば子供ができることが分かってきたのです。
昔からことわざに「貧乏人の子沢山」というのは、
お金が少なく生活が苦しい家では、明かりにする油が買えないため、
夜が長いので、 夫婦の営みが増え、子供が増えるということから生まれたのですが、
もう一つ貧乏で喰うものも喰えず、ろくなものしか食べれないのに、
子供に恵まれる、つまり食べない=断食状態で
おかゆに青菜だけの菜食だからこそ子宝になるという意味もあります。
作物でも同様で、水や肥料をやりすぎると実は実らず、水や肥料を制限したら、
小粒だが立派な実がたくさんできる原理と同様です。
実際、食べ物豊富で贅沢な食事の先進国は少子化が進み、
貧しくて食もろくざまあたらず、貧困な発展途上国は子沢山で人口は急増しています。
しかし、先進国では肉中心であり、しかもハンバーガーのような
ジャンク食があふれていますので、ますます子供はできにくくなっているのです。
すでに日本では危機的な精子減少の結果がでていたのです。
1998年のある大学の調査で、体育会系の男性34人の精子を調べたら
WHOの定めた妊娠可能な最低レベルをクリアしていたのは
1人しかいなかったという大変ショッキングなデータがあります。
この原因の一つがジャンクフードの代表格、バーガーだという指摘があります。
ある研究者は「ハンバーガー、フライドポテト、砂糖は精子や卵子の数を半減させる」
というのです。
生殖能力を激減させていると指摘しています。
また運よく妊娠しても先天性異常、流産、死産、未熟児なども多く出ています。
すでに日本も先の報告のように不妊が増加し、
その原因は明らかに肉食にあります。
粗食から美食へ、そして少食から飽食へ。
それが豊かな生活の証明だという
マインドコントロールにまんまとひっかかったのです。
欧米男子の精子の数はこの40年間で59%以上も減少したと言います。
ゆえに欧米では有機農法、無添加の食品などオーガニック食品が増加しています。
オーガニックで生活する人たちは事実、精子の数は減っていないのです。
肉中心の食生活スタイルは不妊症になるというのはすでに世界の常識なのですが、
どうも日本はそうではないようです。
そして一番心配なのは、奇形精子が増加していることです。
今、生まれてくる98%が何らかの異常児だという指摘もあります。
これまで出生率は産児制限のゆえで後進国はそれがないというのが常識でしたが、
これは完璧に崩れています。
菜食中心だと子宝に恵まれるということが
実証研究でもまた統計上からも明らかになっているのです。