40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

玄米菜食 73 玄米菜食リバイバルを起こそう 31 敗戦でアメリカに胃袋を完璧に支配された 08 牛乳神話の崩壊後も放棄しない日本  

カルシウムが豊富なのでカラダに良いという牛乳神話が

今もなお日本人を支配しています。

この神話を打破したのは、新谷弘実医師の著作「病気にならない生き方」でした。

100万部の大ベストセラーとなった伝説の健康本です。

ここで牛乳神話のデタラメが完璧に証明されてしまいました。

日本のJAミルクが抗議したことが新聞記事になり更に注目されました。

牛乳神話を煽ったのはアメリカです。

そのアメリカを中心に展開された牛乳神話のバイブルが、

「スポック博士の育児書」でした。

牛乳そのものはすばらしい栄養源ですが、赤ちゃんにあたえるものではありません。

しかし、アメリカのミルク粉会社は世界中に粉ミルクを販売していきます。

この大資本の醜い戦略をあるNGOが告発し、

ついにWHOは1981年にようやく規制をします。

この規制を知ったスポック博士は「私はまちがっていた。

全世界の母親に謝罪するというメッセージを送ったのです。

WHOの決議は、粉ミルクのような人口乳を保育に使用するのはやめて、

自然な母乳にしようという決議です。

1981年、日本も粉ミルク販売の規制をしぶしぶ承諾して、

母乳推進をしていくのですが、残念ながら日本はそれが全て建前で、

日本政府はこのWHO条約にサインせず棄権し、

明治、森永などの支援をしたのです。

つまり国民の健康などどうでもよく業界を支援したのです。

これは新型コロナしかり、頻繁に起こっていた日本の深刻な公害問題、

そして後に大きな問題となる原発問題などすべて業者優先なのです。

WHO決議に逆らえないとようやく2000年、

「健康21ガイドライン」には成人の摂取基準を牛乳、

ヨーグルト、チーズなど乳製品は、1日30gと定めました。

しかし、成人だけであり、相変わらず、幼稚園から中学生まで

毎日、学校給食で180g以上を飲まされ、

自宅に帰ってもそれ以上に水を飲むように牛乳を浴びています。

しかし、この牛乳でどれほど多くの病気に苦しむ子供たちが出ているか計り知れないのです。

気管支喘息アトピー性皮膚炎など、体を蝕まれているにも関わらず、

世界的にミルク戦略を展開したアメリカの罪は大きいのです。

そのアメリカではこの牛乳神話が間違っていたということで大転換が起こっていますが、

日本は牛乳と肉の束縛と神話から脱出できていません。

アメリカの栄養学者は、

「伝統的な日本食は栄養的に世界トップレベルの優れたものであり、健康上、極めて有効です。

また日本食はこれまで農薬に汚染されない野菜を多く摂取し、牛乳は少なかった。

牛乳は人体に有害なのです。

とくに赤ちゃんには良い影響を与えません。母乳の方がはるかに良いのです。

そして子供は牛乳は飲むべきではありません。

牛乳アレルギーを引き起こしている子供が実に多いからです」

と発言しています。

そしてアメリカは牛乳の代わりに豆乳や米とアーモンドのミルクなどが

大きく成長しています。

またアメリカでは米食も普及し、有機農法で米を栽培する農家には

手厚い補助金まで支給されています。

すでにアメリカでは保健指導で乳幼児には牛乳は飲ませないようにとか

妊婦および授乳中の母親は、牛乳や乳製品をとらせないようにと明記されています。

しかし、海外には脱脂粉乳を輸出し、

異性化糖(加糖ブドウ糖液)の材料である

遺伝子組み換えトウモロコシを売りまくるのですから、

アメリカはキリスト教国にも関わらず、

あたなの隣人を愛せよというイエスの言葉は生きていないようです。