40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

健康リスクマネジメント 292 コロナワクチンの実態 12 コロナウイルとは何か 12 なぜコロナウイルスの感染メカニズム 09 新型コロナウイルスは軽症、また無症状が圧倒的に多い理由 

新型コロナウイルスは軽症、また無症状が圧倒的に多いのです。

ニューズウィーク日本語版(21.01.14)の記事を紹介します。

国内における新型コロナウイルス感染症では、

感染しても約80%の患者が無症状か軽症で済むものの、

高齢者や基礎疾患のある患者を中心に約15%は重症肺炎になり、

約5%は致死的なARDS(急性呼吸促拍症候群)という呼吸不全に至ります。

 新型コロナウイルス感染症において「重症化」というのは、この5%を指します。

 ARDSに陥り、ICU(集中治療室)での治療が必要となった状態です。

 重症化から回復しない場合、数日のうちに呼吸不全は呼吸困難へと進行し、

深刻な炎症に陥った心肺は機能しなくなるため、

ECMO(エクモ)という人工心肺装置を装着。

ここまで至ると、残念ながら8割方の患者は命を落としてしまいます。

 これを聞くと、「新型コロナウイルスはなんと恐ろしい毒性を持っているんだ」

と思うのですが、こうした症状の悪化の原因は

ウイルスの病原性だけではないことがわかっています。

 ウイルス単体の毒性でいえば、

インフルエンザウイルスのほうがよほど怖いのです。

 では、なぜ世界で100万人以上もの方が命を落としているのか?

 その答えが、「サイトカインストーム」です。

 本来、わたしたちの身体を守るはずの免疫細胞が火の嵐のように暴走し、

全身に炎症を引き起こす免疫の過剰反応が、

この感染症の重症化の原因なのです。

 これは、2020年5月に、量子科学技術研究開発機構理事長で

大阪大学総長の平野俊夫先生によってあきらかにされています。

 「サイトカイン」とは、免疫細胞同士が互いに協力したり、

ウイルスとの戦いを有利に進めたりするために使う、

免疫細胞が出す物質のことを指します。

例えば、司令官役のヘルパーT細胞が、抗体をつくるようB細胞に指示したり、

ウイルス撃退の実行を担うキラーT細胞に出動要請をかけたりするのにも使います。

しかし、サイトカインにはガソリンのように危険な側面もあります。

サイトカインの産生量が度を越せば、

炎症は拡大して内臓や血管の機能不全を引き起こします。

その「やり過ぎ」の状態がサイトカインストームです。

平野先生の研究によれば、主に肺組織にいる

マクロファージ(ウイルスを貪食したり、ウイルスの情報をヘルパーT細胞に伝えたりする免疫細胞の一種)

から放出されるサイトカインが"主犯"とされています。