40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ホーリースピリチュアル・ファスティング 56 ファスティングの極みにいく 05 所有欲から解放されるのがファスティングだ

真のファスティング

いやファスティングの極みにいくとはどのようなことでしょうか。

私たちは何かに行き詰まり、何か満足ができない何もできない束縛の中にいますが、

私たちの想像を超えたファスティングの魅力は、

そのような束縛から解放されることにあります。

ですからファスティングによって得られることは、

 

1・疲労の回復

2・満足感の充実

3・所有することから存在への人生を切り替える

4・日々の悪習慣からの解放

5・止められない悪癖の解放

6・物事を断念することで自由を取り戻しす

 

このような6つの経験が会得できます。

 

また、ファスティングで確実に私たちの上に起こることは、

自分への心と体の健全な感覚が高まってくることです。

あらゆるものの回復が始まり、再創造が開始されるのです。

そして外からの環境から生じた有毒物質を含んだ食品に対して、

非常に敏感になることです。

また私たちの体と心を養い、いずれも健康に本当に良いことなのか、

有毒かのどちらかが明確に分かってくるのです。

私たちの社会がポルノや暴力であふれかえっているのですが、

それは私たちの人格に小さくはない危機的な状況なのです。

環境汚染物質が食品を通して私たちの体に侵入するように、

目や耳は、つねに暴力や性のイメージが侵入する入り口になっています。

ジャーナリスト、あるドイツのファスティングの専門家は、

 

「人々はバイエルン・ビールの純度を定める規則のためには立ち上がるが、

精神を養うものの健全さや純度に注意を払うことが必要だと思う人はほとんどいない」

と。

ドイツでさえそうなのですから、日本は皆無です。

そして世界一の食品添加物王国と化し、

国民一人当たりの添加物は一生の間に7トンも体に入れているようでは、

もう話になりません。

真のファスティングは食や有害物質を断ち切るだけではなく、

何を読み、何を聞き、何を見るかの取捨選択をしなければならないのです。

目で見るもの、たとえばテレビや映画、読書などの時間以上に大事なことがあります。

もちろん耳も同様です。

交通騒音、ラジオ、音楽を断ち切ってみることです。

すると静けさの中から、癒しが生まれます。

そこで必要なのは、「断念する」ことにほかなりません。

ファスティングは、自分がいかに所有欲について貪欲なのかを知ることなのです。

ベネディクトゥス

 

「所有が修道士の邪魔。財産として、何も持ってはならない」として、

 

修道院規則を作成ましたが、私たちも所有欲からいかに解放されるからです。

 

所有欲の最大のものが食なのです。

この呪縛を解放するのがファスティングの本質なのです。