40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

クリスチャンドクター・日野原重明の生き方、死に方 07 とんぼ返り

日野原先生ほど過密スケジュールの方はごく稀で講演先で

「とんぼ返りはしないで、ゆつくりしていって」と言われたそうです。

「いのちの授業」、「新老人の会」の講演で全国各地を日帰りで行っておられるのですから、

何もしないでじっと休まれることがほとんどなかったようです。

ましてやクリスチャンの基本である断食祈祷を40日することはなかったようです。

クリスチャンというのは、イエス・キリストを信じる者というわけで、

エスのなさったように歩む者のことです。

ですからイエスが公の活動に踏み出す前に40日断食をされたのですから、

公の活動を私たちが開始する前には40日断食は当たり前のことなのです。

それがクリスチャンの道なのです。

その点、日野原先生がまったく断食も休暇も高齢になってなさっておられなかったのは不思議です。

そしてこの「とんぼ返り」講演という全国行脚の旅ですから、

相当な負担が体にのしかかっていたのではないかと思われます。

日野原先生が101歳から始められたのは30年ぶりに持ったという水彩画でしたが、

私は断食祈祷をされるべきだったと思います。

ユダヤ人の健康法を学ぶと高齢になったユダヤ人の行動パターンは、

シナゴーグで断食して祈り、そのシナゴーグで召されることです。

そのために生きているとまで石角さんは書いておられます。

つまりクリスチャンであれば、教会で断食をして、

教会で眠るように召されることだ、ということになります。

日野原先生が責任を負う聖路加病院は

聖公会キリスト教系病院で大きな礼拝堂も併設されておられますし、

ガンの末期患者をケアーするホスピスも経営されておられます。

しかし、シナゴーグのような働きはどうもないようですし、

日本のキリスト教会では皆無ではないか思います。

私もこれまでペンテコステ派牧師の説教で

「信徒は這ってでも主日礼拝に参加し、死んでも教会の礼拝は守れ。

牧師も講壇で倒れるのは本望だ」ということを方っておられた方がありました。

しかし、ユダヤ人のようにシナゴーグキリスト教会では教会)で

死ぬのが人生の最後だと語った方は誰もないでしょう。

話を元に戻しますと日野原先生はまず、忙しすぎであったことです。

少しでも休息をとっていただければ120歳まで生きることは可能だったと

私は確信します。

そのためには断食祈祷をして休息をとることをしていただきたかった。

それが残念なことですが、どうやら日野原先生のキリスト教会に断食祈祷して休み、

教会で召されていくというような教えはなかったようです。

しかし、日本のキリスト教会ではそのような教えはどこにもありません。