断食で低くされること

聖書的な断食とは何なのでしょうか。マイク・ピックル師の言葉から学んでいきましょう。

１・断食は神を求めるために神からの招待状

私が初めて断食したときにこれは神からの招きであることが分かりました。イエスはこのように語られました。

マタイによる福音書

7:7 求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば、見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。

このイエスの言葉はクリスチャンなら誰でも知っている言葉です。イエスは断食を強制されたことはありません。断食しなくても天国にいき、イエスのみそばに行けますが、さらにイエスのように神との関係を深めたいのであれば、イエスがなさったように４０日断食することが、神の近づき、神を体験する早道なのです。ですから断食のことを踏まえて、イエスは語られたのです。

２・断食で低くされること

断食は苦行ではありません。神の前に低くされることです。そして断食で体力が落ちることで、肉は衰え、霊は冴えるのです。使徒パウロは何度もこのことを体験しています。

ガラ 6:8 すなわち、自分の肉にまく者は、肉から滅びを刈り取り、霊にまく者は、霊から永遠のいのちを刈り取るであろう。

一コリ 15:44 肉のからだでまかれ、霊のからだによみがえるのである。肉のからだがあるのだから、霊のからだもあるわけである。

ロマ 8:9 しかし、神の御霊があなたがたの内に宿っているなら、あなたがたは肉におるのではなく、霊におるのである。もし、キリストの霊を持たない人がいるなら、その人はキリストのものではない。

ロマ 8:5 なぜなら、肉に従う者は肉のことを思い、霊に従う者は霊のことを思うからである。

３・断食は神との関係を回復する

自分の力ではなく、神の恵みのみで生かされていることを体験できるのは断食です。その恵みは言葉では言い尽くせない恩恵なのです。

ペテロの手紙後書

1:2 神とわたしたちの主イエスを知ることによって、恵みと平和が、あなたがたにますます豊かに与えられるように。

3:18 わたしたちの主、救い主イエス・キリストの恵みと知識において、成長しなさい。このイエス・キリストに、今も、また永遠に栄光がありますように、