40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

迫害は必ず断食祈祷に追い込まれる 

先週、韓国から来日されて牧会者として働いておられる

福音派の40歳台の牧師とお話をしたのですが、

この方は韓国のホーリネス教団出身の方なので、

断食祈祷は当たり前ということです。

韓国のホーリネス教団は日本からもたらせたものですが、

韓国では天皇制(つまり天皇を神とする)に抵抗したので、大弾圧を受けました。

日本のホーリネス教団もさることながら

韓国はホーリネス教団だけではなく、キリスト教会すべてが迫害を受け、

指導者や主なクリスチャンたちは断食に追い込まれていきます。

このいきさつを証言した代表的な本が

安利淑(アン・イースク)女史の「たとえそうでなくとも」(待晨書房刊)です。

私も高校時代にこの本に熱く燃やされたのですが、ただアン女史が、

たびたび断食しておられたことは、無教会だったので、

まったく関心がありませんでした。

しかし、断食祈祷を始めて韓国でしたときにアン女史だけではなく、

朝鮮総督府から迫害を受けていた牧師、信徒は

全員、断食祈祷をしていたことが分かりました。

あらためて最近、この本を読むとアン女史ばかりか当時の多くの牧師、

クリスチャンで天皇を拝まない、

神社参拝拒否のゆえに殉教者が続出していることが詳しく書かれています。

少なくともこの本だけで12名の殉教者が書かれています。

官憲から追われている牧師や信徒の守りと支えのために断食祈祷は必然だったのです。

そして牢獄で飢え死にさせる拷問に堪えるためにも

普段から断食で備えていたこともこの本に詳しく書かれています。

韓国と日本はクリスチャンの数は比較になりません。

韓国に遅れることは、もう1000年の遅れで、

まさに月とスッポンの差です。

そうなったのは、ひとえに断食祈祷の差だと前回、詳しく書きましたので重複しますが、

もう一度、申し上げますがこれは明らかに断食祈祷の差なのです。

しかし、韓国の場合、殉教を前にした断食祈祷であったということを知らなければなりません。

その点、日本のキリスト教会は天皇崇拝に加担し、

賛同してホーリネス教団以外は、誰も弾圧も殉教者も出なかったのです。

当然、韓国のように何もかも奪われて断食状態に追い込まれたこともありません。

また断食して牧師や信徒を支えたこともありません。

断食祈祷は誰のためでもなく、聖書の中核、第一戒の戦いから、

妥協することなく出てきたことだったのです。

 

第一戒とは

20:3 あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。

 

これから日本人クリスチャンはこの第一戒の戦いを貫徹するならば、

必ず断食祈祷に追い込まれます。